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小説やライトノベルのネタの作り方

  • 執筆者の写真: 結城リノンが書きました。
    結城リノンが書きました。
  • 2019年1月2日
  • 読了時間: 4分

 小説のネタがでてこなくて、迷った事がある人も少なからずいると思います。ここでは、そのネタが生まれる条件や考え方などをピックアップしていきます。これを知ると、どこからでもネタが生まれてきます。


  • 単語から受ける印象から物語をふくらませる。



 恋や恋愛など、決め言葉などは比較的物語が広がりやすくなっています。その関連する言葉から、対象の恋愛パターンを決めていくことができます。それは、多くの小説やノベルに触れれば触れるほど、パターンが見えてきます。



 日本語の特徴として、単語そのものに意味合いをもたせることができます。これは、どこの国でも無いもので、日本語ならではの表現方法でもあります。つまり、日本語の表現ならではの、物語を紡ぐには一番いい言語とも言えます。


 イントネーションや、言葉からイメージできる情景や世界観は、英語などでも表現は可能ですが、日本語ほど一言に情景やイメージを込めれる言葉もありません。そのため、言葉から受ける意味やイントネーション。情景を考えていくと、より上質な小説やライトノベルを描くことができます。


  • 季節柄の物語を描く




 最も単純で、初心者が一番始めやすい物語の作り方で、日本独自の四季ならではのエピソードをきっかけとして物語を作る方法です。これも、単語に置き換えることも可能です。




 春であれば、学生の入学時期でもあり、まして春のさくらが出会いを象徴し演出してくれます。桜の出会いのイメージと、入学の時期のコラボは最強コラボと言っても過言ではありません。


 夏であれば、学生たちが学校生活に慣れて海のイベントが増えてくる時期でもあります。思春期であれば、好きな女の子の水着姿にドキドキしたり、学校のプールの授業をネタにすることも可能です。





 秋は夏の活動的な日常から、一呼吸置いた形の時期で、冬への足音が聞こえる段階でもあります。秋の物悲しさや厚着になる時期でもあります。紅葉からイメージすることも可能です。




 冬は雪が降り始め、寒くなり木枯らしなど冬ならではのイベントが豊富にあります。積雪が多くなってくる時期は、ウィンタースポーツとしてスキーやスノーボードを題材とした出会いや、恋愛を描くこともできます。


 日本には、独特の四季が存在することで、四季折々の情景を描くことで、その時期だけの物語を描くことが可能でもあります。春に出会い、夏で恋の進展、秋に互いの壁にぶつかり、冬に互いの温かみを再認識するなどの簡単なシナリオが描けます。


  • 五感で感じるものをネタに



 冬の時期であれば、手がかじかみ動きがままならないことも。そのような時は、好きな相手がいれば一緒に手を温めたくなったり、彼のポケットに一緒に手を入れたりと、萌えな展開を容易に想像することができます。



 春であれば、春独特のいきいきとした匂いや桜の甘い香り。そして、通学路がそばにあるのであれば、活気づく通学路に春の到来を感じることもできます。通学路の道端には、たんぽぽなどの野草も芽吹く頃でもあります。


 夏であれば、カンカン照りの夏らしい暑さで、汗ばむことや気になる女子生徒が薄着になり、暑さからうちわや下敷きで仰ぐことで、女子生徒の香りなどが容易に想像することができます。


 秋も同様で、夏の喧騒が一段落して、冬に入るための準備段階でもあり、落ち葉を踏みしめるシャリシャリとした音や、紅葉などの目に新しい色とりどりの葉の色が楽しめる時期でもあります。


  • 二次創作物からはじめるのもあり



 初心者にとって、一番入りやすい方法でもあります。自分の好きなアニメや小説作品のキャラクターを二次創作物として登場させ、報われなかった恋愛などを二次創作で叶えるなど、創作活動の基本中の基本でもあります。




 二次創作物でありがちなのは、R18 仕様にしてしまうことが多くあり、二次創作=卑猥なものという意味合いがあったりしますが、確かに二次創作のなかで、一番想像しやすい分野でもあります。


 そこで練習をしたあとに、キャラクターの性格を活かし新たな物語を組み立てれれば、よりレベルアップすることが可能です。


  • 色んな所に小説やライトノベルのネタは溢れている




 ここまで、いろいろと小説のネタについて取り上げてきました。日本ならではの四季に合わせた内容をネタにすることや、四季に合わせた起承転結を組合立てていくことが来でます。




 起承転結に少し触れると、出会いに始まる“起”。出会ってから日常を送る“承”。物語が進展し、新たな障害などにぶち当たる“転”。試練を乗り越えて二人の仲が進展する“結”と物語を組み立てるには必要不可欠なものになっています。


 起承転結を意識して物語を組み立てれるようになると、小説としてのレベルがひとつグッと上がります。この起承転結を意識して組み立てることで、より良い小説が仕上げれるようになります。


 最後に、ここで取り上げたネタの作り方や起承転結の方法は、あくまでも“方法”のひとつにしか過ぎません。自分が感じて得た情報を元にオリジナルの作品が作れるようになってきます。創作活動を楽しみましょう。

 
 
 

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